こんばんはー
昨夜は絵ちゃで遊んでくださった皆様ありがとうございましたー♪
大分遅刻してまいりましたがなんだか普通の絵ちゃでしたね
みんなであみだくじなんて…すこぶる久しく見ておりませんでしたよ
後日絵ちゃログとして交流板に載っけようなんて話になっておりますので
…あれ?
でもさあ…あれさあ…
一部ではあるが……一部がいわゆる女装祭りだよね…??
………いいのか…?(笑
まあいいや。(ちょ
ええ、その絵ちゃで嫌そうな顔した一覇を描けて満足でした。
という訳でその一覇の相方のひとりおしゃべり話をば…
迷惑なことに先日亨さんにメールで送りつけました ごめんね!!!
イメージが何かしら掴めたらいいなあと思っています
追記からだらだらと
一人称ひとりおしゃべりです まもるさんみたいにうまいこといかんなあ
でも楽しかったです えへ
もし宜しければどうぞですよーー
ね、ちょっと昔話をしよっか。
まあそんなに前の話じゃないんだけどね?ふふ。
一覇とね、初めて会った時の話。そうそう、あの堅物と仲良くなるまでのおはなし。
あはっ、今も仲良さそうに見えない?
でも昔の一覇聞いたら、絶対そう見えてくるから。
うん、ノロケだと思って?
…うん、すいません聞いていただきたいだけです。
あたしね、昔は普通に魔界にいたんだー。
魔王様のおっしゃることはわかるけど、別に人間なんてどうでも良かったし。
あ、いなくなってもいいけど。今も別に何とも思ってないよ?
なんか弱いしすぐ壊れるし、んー、暇とやる気があったら掃除しに行ってもいいけど、くらいかな。
面倒くさいよねー。なんて言うか、別に他のみんなに任せてればいいと思うしさー。
あ、ごめんね話ずれちゃってたね。
うん、なんかね、そうだったんだけど、興味本意でこの世界に下りてみたの。
レディ様もいらっしゃるって聞いたし、お姿が見られたらいいなーって、そんな感じ。
そしたらさ、えーと、セルネオって言う人間の街の近くを通りがかったらさ、
いたんだよね。一覇。
…怪我、してた。あと、…泣いてた。
森の中でさ、うずくまるみたいにしてて。
まあ一目で人間って判る訳だけど、変な呪いが掛けられててさ。
「混沌」って言うんだって。
目がね、そのうち見えなくなるとか、いろいろある病気みたいなやつなんだけど。
…気持ち悪いって、正直その時は思った。
多分、ほっとけば死んじゃうだろうし、実際ほっとけば良いと思ったの。
でもね、一覇、すぐ近くに居たあたしの気配に気付いてね。
いきなり、どかーん!!って。…そう、攻撃してきたのー。
あはは、びっくりだよね!!うん、すんごいびっくりしたー。
辛うじて避けられたけど、思わず文句言いに言っちゃった。
何すんのよ、いきなり危ないでしょー!!って。ふふ。
そんで言い合い。一覇も、まさか何か文句言われるとは思ってなかったと思うんだけど。
最終的にはうん、口で勝った。へへ。
…そんでね、その時。一覇がさ、ちょっと可愛く見えてね。
なんか…本当に今にも死にそうな顔してるくせに、必死で我慢してるっていうか。
魔族に何が解る!!って、まあ八つ当たりもされたんだけど。
ちょっと悲観ぶりすぎてて何かいらついたのもほんとなんだけど、なんか思っちゃったんだよね。
このひと、独りぼっちなんだなって。
なんかさっ、別にその時はそんな深く考えてなかったんだけど、
どうせなら見たいなーって思ったの。
このひとが、他者に裏切られて絶望する顔。
…えへ!!ちょっ、そんな目で見ないでよ、あたし魔族なんだから別にいいじゃー!!
まあ、あたしが一覇に付き纏い出したのはそれがきっかけ。
ちょいちょいアタックしに行きました!!うん、すんごい邪険にされた。
最初は顔見せるたびに「失せろ」って怖い顔で言うだけだったんだけど、すこーしずつ話ができるようになってね。
だんだん会話してくれるようになってきてね、なんかもう…ね!!!
一言で言えば、あたしがやられました!!
……ごめんなさい、もう少し聞いてね?うん。
多分、情が移っちゃったんだろうねえ。あの人がかわいそうで可愛くて、仕方なくなっちゃって。
…あの人、人間殺してる。魔族も多分、殺してる。
全然きれいさっぱりな人間じゃないけど、たまに綺麗事なんか宣っちゃうし、
まあその時は厭味のひとつやふたつやみっつは言っちゃうんだけど。
それで傷付いた顔をするのが、かわいそうで可愛いんだ。
…一覇にはさ、大事に思ってる人間の女の子がいるの。
古登って言うんだって。本人は恋人とかじゃ全然ないって言い張るけど。
…その子をひどく、本当にひどく、傷付けたって、言うんだ。
もうさ、男のくせにそれでたっまーに泣くんだよね!!
そういう時の一覇はきらいなんだけど。
どうして傷付けたのかとか、そういうのは全然教えてくれないけど。…しらない。
別にあたしは古登って子はどうだっていいし、会ったこともないけど、うん、嫌い。
一覇がなんか、ぜーんぶ背負って、泣いて、苦しんでるのは、みんなその子のせいみたいだから。
…別に、ちょっかい出してやろうとは思わないけどね。
そんなことしたら、あたしが一覇に怒られるし。
今はさ!!一覇も、なんか少し楽になったように見えちゃったりするんだけどね?
あたしが構うからかなー。ふふっ、あ、いやいや、ごめん何でもないデス。
…あの頃よりは、うん、一覇はマシになったと思うんだ、ほんと。
自惚れかもしれないけどー。
た まーに。ちょっとだけ笑うしね。基本は怒った顔してて、相手してくんないんだけど。
最初の、今にも爆発しちゃいそうなくらい怖くて強い負の感情を思い出したらさ。
ちょっと、うれしい。
まあ…、とりあえず、そんなに長くは一緒に居られないし…、あの人、寂しん坊だからさ?
最後まで付き合ってあげるの。最後の瞬間くらい、あたしだけ見てくれたらね?
すんごーく、満足できちゃう気がするし。
別にいいんだ。
一覇があたしを最後まで女として見てくれなくったって。
まあ見てくれたら嬉しいけど?隙を見てこれからもアタックしますけど?
ふふ。まあ、所詮人間と魔族。そんなに執着したら、あたしもだめになるからそれは嫌だし。
ただ、一覇のこと気に入っちゃったから。最後まで傍にいてあげたいだけ。
あの人、本気で精神的に独りぼっちだから。
古登がどう思ってるとかは知らないし、関係ないけど。
今、あの人の傍に居るのはあたしだけだからさ。それってちょっといいよね?へへ。
だから今ではさ、一覇の絶望の顔じゃなくて、もっと良い顔が見たいってほうが強いの。
あ、そっちも見たくない訳じゃないけどね!!ごめん引かないで。
…あれよ、人間風に言うと、「惚れた弱み」っていうの?ん?ちょっと違うかなあ。まあ、そんな感じ。
えへへ!!そーんな感じ。やだもう、なんかべらべら喋りすぎちゃった?あは、ありがと。
…あれ?やだ、一覇またどっか行っちゃった。さっきまであそこに居たのに。
もうー、すぐ置いてくんだから…
ごめんね?じゃああたし行くね。聞いてくれてありがとっ!!
んー。へへ、ばいばい!!