なんだかいろいろと大変申し訳ございません
期間限定イベント、トルナーレのカーニバルに参戦致します!
古登の視点です。
皆さんが投下されている素敵なお話のネタをちょいちょいつまみ食いしてます。
ロキさん、カイエくん、ココリータさん、レオンさん、レゼルくん、フェリスちゃん、
ピオードくん、アオサくん、タタラさんをお借りしてます。
またお名前だけですが、ミルドくん、フージェンくん、陽皐さんをお借りしてます。
自キャラからは、古登、ヴェイタ、アリオト、そして一覇です。
宜しければお付き合いくださいませ
やや 長いな
期間限定イベント、トルナーレのカーニバルに参戦致します!
古登の視点です。
皆さんが投下されている素敵なお話のネタをちょいちょいつまみ食いしてます。
ロキさん、カイエくん、ココリータさん、レオンさん、レゼルくん、フェリスちゃん、
ピオードくん、アオサくん、タタラさんをお借りしてます。
またお名前だけですが、ミルドくん、フージェンくん、陽皐さんをお借りしてます。
自キャラからは、古登、ヴェイタ、アリオト、そして一覇です。
宜しければお付き合いくださいませ
やや 長いな
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長いこと間があいてしまいましたが。
イズさんのちょう素敵小噺の続編、というものであります。
イズさんにご許可いただきまして、
イズさん宅のそのお話とリンクさせていただきますです↓
http://makibisi.blog.shinobi.jp/Entry/123/ 前編
http://makibisi.blog.shinobi.jp/Entry/124/ 中編
http://makibisi.blog.shinobi.jp/Entry/127/ 後編
にまめちゃん…タイトルつけてヨ!笑
イズさんの文章力に比べて私ほぼ会話で申し訳ない感じなんですが@@
よろしければ。…↑の3編を読んでいただいてから…!
はずかしい
イズさんのちょう素敵小噺の続編、というものであります。
イズさんにご許可いただきまして、
イズさん宅のそのお話とリンクさせていただきますです↓
http://makibisi.blog.shinobi.jp/Entry/123/ 前編
http://makibisi.blog.shinobi.jp/Entry/124/ 中編
http://makibisi.blog.shinobi.jp/Entry/127/ 後編
にまめちゃん…タイトルつけてヨ!笑
イズさんの文章力に比べて私ほぼ会話で申し訳ない感じなんですが@@
よろしければ。…↑の3編を読んでいただいてから…!
はずかしい
「…僕は」
そんなんじゃない。
心の中でまた、同じことを呟いた。
ご老体はヨボヨボしながら、さっき古登が行った部屋に
「そろそろかのう」とか言いながら行った。
結局のところ…僕は彼女を待つしかない。
そんなんじゃない。
心の中でまた、同じことを呟いた。
ご老体はヨボヨボしながら、さっき古登が行った部屋に
「そろそろかのう」とか言いながら行った。
結局のところ…僕は彼女を待つしかない。
「ハルヤ、久々だね。1年ぶりくらい?」
「阿呆抜かせ。あれきり何年経ってんだ」
「そうだっけ?」
機械油の匂い。
あちこちで小さな旋盤や見たことのない機械が働いている。
だけど、その機械の前には誰一人人間はいない。
…こう言っては失礼だとは思うけど、小さな工場だ。
働いているのは彼だけなんだろうか―――
「ハレルヤ、お客さんかの」
「…ッ!?」
突然。にょき、と老人が生えた。
嘘。 すぐそこにあった旋盤の影から突然姿を現した。
彼と同じ作業着だ。酷く年季の入ったご老体だ。
…気配が、なかった。
「爺、古登だ。覚えてっか。油見っから奥開けてくれ」
「お~…こと…」
「じいちゃん、久しぶり。ふふ。あれから全然痛くないよ。」
「ああ…古登ちゃんか。おお、大きくなったなぁー」
「爺、俺からするとそいつ全く変わってねぇぞ」
「ふふ。じいちゃんの手ぇ、おっきいの変わらないね」
「……」
「少年」
びく、とつい反応してしまった。
不意に声をかけられたのが自分だと、疑いもなく理解できた。
彼が。…古登に『ハルヤ』と呼ばれた彼が、まっすぐ…強い目をこちらに向けたから。
「阿呆抜かせ。あれきり何年経ってんだ」
「そうだっけ?」
機械油の匂い。
あちこちで小さな旋盤や見たことのない機械が働いている。
だけど、その機械の前には誰一人人間はいない。
…こう言っては失礼だとは思うけど、小さな工場だ。
働いているのは彼だけなんだろうか―――
「ハレルヤ、お客さんかの」
「…ッ!?」
突然。にょき、と老人が生えた。
嘘。 すぐそこにあった旋盤の影から突然姿を現した。
彼と同じ作業着だ。酷く年季の入ったご老体だ。
…気配が、なかった。
「爺、古登だ。覚えてっか。油見っから奥開けてくれ」
「お~…こと…」
「じいちゃん、久しぶり。ふふ。あれから全然痛くないよ。」
「ああ…古登ちゃんか。おお、大きくなったなぁー」
「爺、俺からするとそいつ全く変わってねぇぞ」
「ふふ。じいちゃんの手ぇ、おっきいの変わらないね」
「……」
「少年」
びく、とつい反応してしまった。
不意に声をかけられたのが自分だと、疑いもなく理解できた。
彼が。…古登に『ハルヤ』と呼ばれた彼が、まっすぐ…強い目をこちらに向けたから。
「…義手?」
「うん。そ。あと、こっちの脚も。こっから下、…義足。」
僕は自分が思ったより自然にそれを受け入れたのを感じた。
隣にいる少女は、腰掛けながら右脚の「箇所」をぽんぽんと指している。
座ろ、と僕を見上げる。他人の家の玄関口だというのに、いいのだろうかと思いつつ、従う。
その少し伏せがちな瞳には、翳りは見えなかった。